第2回 UX KANSAIワークショップ

《オブザベーションを学ぶ》の巻


6月からUX KANSAIさんが開催されいているUXデザインセミナーに参加しています。

第1回は…また…今度…

ブログを書くまでがワークショップらしいですよ。そこの奥さん知ってました?

私はセミナーとかの後にブログを書く人って意識高いなーと思ってスルーする人生を送っていました。そんなすごいこと、自力で気づけなかったんだもの。

今日から私も他人から意識高いなぁーとスルーされる側の人間の一人になりたい!!

————————————————-

「第2回セミナーの目的」

  • ユーザーを観察する《オブザベーションを学ぶ》
  • 分析する《上位下位関係分析を学ぶ》
  • 分析結果から洞察して、問題を発見する《問題解決のデザインとは?》

「ユーザーを観察する」

オブザベーションって、観察法という意味なのですが、私はそこから「っん!!?」という感じでした…。でも、これこそ私の学びたかった事!!

私はフリーランスになるまでは企画室のデザイナーだったんですけど、作業に追われていてなかなか観察ってできないんです…。甘えかもしれませんが、時間作れなかった。消費者を見た事ないのに、ものなんて作れないよ!!飛び出してやる!!←イマココ

どうしても消費者から遠い立場でデザインを行うと、メーカーのこだわりだったり先入観に惑わされて、言われるがまま的外れなものを作ってしまうんですよね…。憶測でユーザー設定したり……。愚かな過去の私を殴りたい。

私のモヤモヤを晴らすべく、この観察法を会得しなくては……!!

正直、比較に出てくる調査方法が全然わからなかった。

とりあえず、KJ法ってなんだよ…(この後、ググりました)

当たり前のように出てくる単語に馴染みがなさすぎて、動揺しました。少しずつ覚えていこう。

今回の課題である「オブザベーション」は、流れを理解するためのゲーム形式だったので、すごくシンプルです。

選ばれたユーザー数人の行動を直接観察して、思ったこと感じたことなど、生の声を収集して分析する。行動を行っている間は、デモレータはリアルタイムのインタビューを行うことができる。残りのメンバーは行動と発言をメモ。

簡単そう!だって、話しかけていいんでしょ?メモして色々議論したら、なんかできそう!!

そう…これが過ちの始まりであった……

経験と知識がないから、このオブザベーションの難しさをこの時は気づかなかったのである。ゼリーを食べている人の観察がこんなに難しいと思うのは、後にも先にもこれが最後であってほしい。


「分析する」

私たちのチームは、「普段ゼリーに興味のない」という共通点のある男性3名を選んで、今回の課題に取り組みました。

食べている姿をチームで観察。観察結果は「上位下位関係分析」を使って分析。

事象をポストイットに書いて、グルーピング。感情曲線と照らし合わせながら、本質的なニーズを探しだそうとしたのですが………、

観察者の条件を絞ってしまったがために、私たちのチームの課題はゼリーに興味のない人間にどうやって食べさせるか…。それしか導きだせなかったのです。

だって調査対象が、ゼリー好きじゃないんだもの。

スタートの感情曲線が低い!!ゼリーにぜんぜん期待していない!!ゼリーにもっと期待して!!ゼリーで幸せになって!!!

ゼリーが好きではない人間は、UXの課題以前の問題ですね。

幸せな体験を作るためのUXデザインなのだから、その商品やサービスにそもそも興味のない人間はターゲットにしてはいけないなぁと思いました。

 


「分析結果から洞察して、問題を発見する」

ここからもうまとめるのが難しいんですけど、ゼリーを食べたゼリーに興味のない男性3人と、今回ゼリーを食べてないゼリー好きな女性2人の感性の差で話がまとまりません。

男性陣「興味がないから、インパクトのあるパッケージにしよう」←今回の調査のための体験から

女性陣「最後にゼリーだけ残ると、寂しい気持ちになるからフルーツと一緒のタイミングで食べきれる工夫のあるパッケージにしよう」←普段ゼリーを食べている体験から

結果を言えばどちらも今回の課題解決と違うんですが、二つの意見は混じり合うことなく、パッションに負けインパクトのあるパッケージに。形状もパッションにあふれています。

私たちは消費者の最大公約数的な課題でなく、選定したターゲットの課題を解決することに重きをおきました。それぞれにゼリーに興味がないという前提の人間を選んだのだから、今思えば観察する意味がどこにあったのかわからないんですよね。それに、私の出した同じタイミングでフルーツを食べ切りたいも観察結果でなく個人の意見であり、私がこうなのだからみんなそうでしょ?的な答えの導き出し方。観察対象を選ぶのも、先入観なく調査して答えを導きだすのも本当に難しいと思いました。

でも、この初歩的なことを今のタイミングで知ることができたのは、本当に大きな価値があるなと思います。すごい注意されましたけど、個人的にはラッキーでした。

忘れないですもん。

今回は気軽な調査ですが、調査結果って苦労して集めることが多いせいか、実務でも結果とか数字に振り回されることが多いなと感じました。得た調査の結果からどう分析するか。分析ができずに調査でこうなっているのだから、こうするべきという安直な考えは物事の本質を見失い的外れなものを作成してしまうと思います。

「今回のセミナーで得た事」

  • 自分の感覚が当たり前だという先入観で、些細な気づきを共有する発想がないことに気がついた。
  • 何を知らないか知ることができた。
  • 先入観は思っている以上に持っている。

個人的にセミナーの内容もですが、浅野先生がセミナーの途中でおっしゃた

「教育は何を知らないかを教えること」

この言葉が一番、胸に響きました。

学生の頃は、先生は偉くて質問したらなんでも教えてもらえるという先入観で勉強していましたが、大人になるとそういうのはただのポーズでしかない事に気がついてしまう……

今、職業訓練校で講師アシスタントをしているからこそ、教わる側と教える側視点で、この言葉の真理に少し触れたような気がします。生徒さんにも、いつか私の言葉でお話できたら良いなと思う素敵な言葉です。

些細な一言も刺激になる環境ってステキ!!

UX初心者には難しいですが、楽しみながら頑張りますー!!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です